スタッフ紹介
Staff introduction
#003
本 社
機工技術部 CAM課
CAM班
安達竜也さん
Tatsuya Adachi
入社年 1998年 山形県寒河江市出身
Messege
担当している仕事の内容を
教えてください。
一つの椅子やテーブルを作る際に、部材パーツをCAD(モデリング)で設計し、CAM(加工シュミレーション:NCプログラムの書出し)で加工のプログラムを作成、USBでNC加工機にプログラムを入力し、NC加工(自動木材切削マシーン)で部材の製品を作るという、製品作りの土台を担う工程を任されています。
製品によっては、何十ものパーツについて、加工プログラムを組み立て、NC加工で製品を作るという気の遠くなるような作業を行っています。いいものができるか、不良ができるかという責任の重い業務を担っています。
部材の組み方や、木材の性質、機械の構造や加工方法などの知識も必要になっています。多能工でないとできない工程です。
仕事のやりがい、
魅力はなんですか?
NC班での実績や業務を経て、現在の業務を行っていますが、責任の重い工程なのでプレッシャーもあります。
製品作りの基盤を作るような工程で、どの様に作るかというスタート地点での悩みや、期限に間に合わせる為の時間的なプレッシャーも大きいです。
しかし、一つ一つの製品は自分が生み出したに近い思いで、思い入れがある製品ばかりです。それがやりがいであり、魅力であると思います。
入社のきっかけを
教えてください。
本来、現在の業務に就くとは思っていなかったです。
工業高校出身で、パソコンの実習も一番苦手な分野でした。工業高校で学んだ、木材をノコギリや釘で組み立てれば楽しそうだし、簡単かな?と軽い気持ちで入って、入社当時は、NC加工で加工班として業務に配属されました。高校卒業後、ずっとこの仕事を続けています。
幼い頃から、図工や美術の時間が好きでした。また、祖父が大工で、小さい頃から木材が遊び道具として日常の中にありました。木に携わる仕事をしたいとの思いがどこかにあったんだと思います。製造業で木工の仕事ということで、進路指導の先生から紹介がありこの仕事に決めました。家族も、木に関わる仕事をした事を喜んでくれていると思います。
同期入社したメンバーは現在も5名おり、長年に渡り共に頑張ってます。
入社してから辛かった事、
楽しかった事を教えてください。
日々の業務でのリードタイム、多品種を扱う事に頭を悩ませながら仕事に取り組んでいる事が辛さですかね。
新製品の度に、部材ごとにセットと加工の繰り返しで大変な業務です。
しかし、自分が任された部材を作るのは他の人には任せられないという思いもあり、ついつい責任のある業務の分、最後まで頑張ってしまいます。
楽しかった事では、有名なメーカーの世界に誇れる製品を世に出しているので、某ドラマの俳優さんが座った椅子が自分が手がけた椅子という事もよくあります。そんな時は、嬉しいですね。俳優さんよりも、椅子を見てしまいます。ちょっとしたシーンでもすぐに自社の椅子だと分かります。CMやポスター、自分達では立ち入りできない様な特別な場所に、自身の手掛けた椅子を見る事ができるのが何よりの楽しみです。
息子が鉄道が趣味で、某観光列車の椅子も手がけているのは、自慢ですね。子供に誇れる製品を手掛けているのは喜びです。
最後に就活生へ
一言お願いします。
仕事の中に、自分の趣味や好きな事、特技が少しでも入っていれば、チャレンジしてみると自分に合うものがあるかもしれません。
自身では、木に携わる仕事に就きたいという思いから現在に至るので、様々なきっかけやチャンスを活かして、就職に取り組んでみて頂きたいです。
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